無傷の2連勝でホープフルS・G1(中山競馬場・芝2000メートル)を制したロブチェン(栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプ…

 無傷の2連勝でホープフルS・G1(中山競馬場・芝2000メートル)を制したロブチェン(栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)に騎乗した松山弘平騎手が過怠金を科された。JRAがレース後にホームページで発表している。

 ロブチェンは内ラチ沿いの中団7番手で最後の直線を迎えたが、進路が全く開かなかったため、松山騎手はゴール前の残り200メートル付近で強引に外へ進路をチェンジ。外側に斜行したその際にノチェセラーダの進路に影響を与えたため、過怠金1万円の制裁となった。

 優勝した松山弘平騎手のコメントは以下の通り。

「ありがとうございます。うれしいです。馬が本当によく頑張ってくれて、昨年は杉山厩舎の馬(ジョバンニ)で2着だったんですが、(今年は)勝利することができてすごくうれしくて、こみ上げてくるものがありました。スタートだけしっかり決めてあげて、あとは馬のリズムで走りたいなと思っていて、折り合っていましたし、いい形で脚はたまっていたと思います。最後はかわしてくれという気持ちと、調教でもいい脚を使っていたので、届いてくれって気持ちでした。新馬は重馬場だったので参考外なところもありましたけど、きれいな馬場でもいい脚を使ってくれましたし、まだ緩さはありますが、もっと成長できると思うので、楽しみです。(自身は今年G1・3勝で)自分でもびっくりですけど、たくさんいい馬に乗せていただいているので。あした(有馬記念はタスティエーラ騎乗)も頑張ります」