<全国高校ラグビー大会:常翔学園41-29茗渓学園>◇1回戦◇27日◇大阪・花園ラグビー場13大会ぶり6度目の日本一を目…
<全国高校ラグビー大会:常翔学園41-29茗渓学園>◇1回戦◇27日◇大阪・花園ラグビー場
13大会ぶり6度目の日本一を目指す常翔学園(大阪第2)が、1回戦で難敵の茗渓学園(茨城)に快勝した。ともに優勝経験がある伝統校が、ノーシードで初戦から激突した。
認定トライを含め、計7トライで初戦を突破した白木繁之監督(37)は「茗渓学園の重圧が激しく、なかなか点を取らせてくれなかった」と振り返った。
両校は1989年1月7日、第68回大会決勝で対戦予定だったものの、昭和天皇崩御で急きょ中止。常翔学園は当時大工大高で、両校優勝となり「幻の決勝戦」ともいわれた。
その後は花園で1勝1敗の五分。最近では06年度の第86回大会3回戦で対戦し、常翔学園が36-10で勝利していた。
当時は選手で出場した白木監督は「昔も今も展開が速く、ラグビーも上手で変わらない」と宿敵を敬い、続けて「選手には今回の対戦が決まり(両校優勝の)歴史の話はした。勝てて良かった」と、安堵(あんど)の表情も浮かべた。
試合は互いの長所が出たものの、常翔学園が後半途中で一時は22点差をつけたが、追い上げを許し、最後は12点差の勝利。
2トライを挙げたNO8山本智輝(2年)は「まず自分たちFWが当たって勝ち、展開してトライすることを意識した。全員で1つにまとまった」と、一丸ラグビーに胸を張った。
30日の2回戦では、大会3連覇を目指すシード校の桐蔭学園(神奈川第1)と対戦する。初戦で難敵を倒したことで、指揮官は「すごいメリットはあるが、簡単な相手ではない。プレーの精度を高めていきたい」と、気を引き締めていた。【横田和幸】