12月27日の中山6R・2歳新馬(ダート1200メートル=14頭立て)は、2番人気のジェラートキティ(牝、美浦・嘉藤貴…
12月27日の中山6R・2歳新馬(ダート1200メートル=14頭立て)は、2番人気のジェラートキティ(牝、美浦・嘉藤貴行厩舎、父ディスクリートキャット)が、鮮やかに逃げ切ってデビュー戦を白星で飾った。母トーホウドルチェは、10年のマリーンCを制するなどダートグレードレースを制した実績馬。勝ち時計は1分11秒9(稍重)。
外の11番枠からスタートを決めて、そのまま流れに乗ってハナヘ。軽快なペースで飛ばして、直線でも脚いろは鈍らず、最後はしぶとく迫ってきた2着のアイスメルティングに1馬身3/4差をつけた。
舟山瑠泉騎手は「追い切りですごく動いていましたし、スピードがあると思っていて、どんな競馬でも対応できると思っていました。思ったよりも二の脚がついて、馬に行く気があって減量もあるのでハナヘ行きました。体力があるので、直線で1頭抜け出してからもふわふわせず、一生懸命走ってくれました。完勝だったかなと思います」と納得の表情で勝利を振り返った。
嘉藤調教師は「3番手くらいかなと思っていたが、ジョッキーが強気に乗ってくれて、いい時計で勝ってくれました。もう少し良くなりそうですし、気性的には素直。スピードを見せてくれたし、舟山ジョッキーと勝てたのがうれしい。デビューから乗せてきていたので、うれしかったですね」と、笑顔がはじけた。