MLB公式サイトが26日(日本時間27日)、ドジャース大谷翔平投手(31)の隠れた偉大さを分析する特集を掲載した。「ショ…
MLB公式サイトが26日(日本時間27日)、ドジャース大谷翔平投手(31)の隠れた偉大さを分析する特集を掲載した。
「ショウヘイ・オオタニの素晴らしい攻撃力で過小評価されている部分を検証」のタイトルで、大谷の打者としての成長の中で目覚ましい変化を見せた部分を分析、解説している。それは1つには「苦手な球種がなくなってきた」という点。メジャーデビュー当初は変化球や緩い球を苦手としていたが、打者として年々成長し「MVPを初受賞して2021年から、あらゆる球種を打てる兆しを見せ始めた」と指摘した。特にドジャースに移籍した24年以降の数字は「速球、変化球、緩い球のすべてに対してメジャーでトップ5に入る数字をマークしている」と評した。
もう1つは、左投手を打てない弱点を克服した点で、21年以降に対左投手の成績を上げていると指摘。さらに打球角度についても「高い打球を上げる確率が21年以降上がっており、エアボール(フライ、ラインドライブ、ポップフライ)率はそれ以降、毎年55%を超える」としている。
記事は「これらの要素すべてが合わさり、オオタニはメジャーで完璧な打者の1人となった」としている。