◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月27日、美浦トレセン 得意の中山で反撃を…

◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月27日、美浦トレセン

 得意の中山で反撃を狙うコスモキュランダ(牡4歳、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン)は、角馬場で入念に体をほぐした後に坂路を駆け上がると、ダートを軽く流して暮れの大一番に備えた。

 加藤士調教師は「この馬はやっぱり、中山が見ていて一番面白い。チャンスのあるコース形態で、調子良く出せるっていうは、すごく楽しみです」と変わり身を狙う。

 状態の良さとコース替わりに加えて今回はブリンカーを装着する。「(ブリンカーが)いい方に向いていると思いますし、競馬でうまく行ってくれれば」と指揮官は馬具の効果にも期待している。