【4v4 JAPAN CUP 2025 RESPECT YOU,au】チーム本田 13-11 チーム中澤(12月25日/…

【4v4 JAPAN CUP 2025 RESPECT YOU,au】チーム本田 13-11 チーム中澤(12月25日/トヨタアリーナ東京)
元日本代表MFの家長昭博(川崎フロンターレ)が、「4v4 JAPAN CUP 2025 RESPECT YOU,au」のレジェンドマッチで、往年の名DF中澤佑二をフィジカルで弾き飛ばしてゴールを決め、会場をどよめかせた。
本田圭佑が考案した「4v4」は、子供を対象にした4対4の新しいサッカー競技。ショットクロック20秒、ドリブルイン、GKの攻撃参加可能などの独自ルールが生み出すスピーディーな展開が魅力で、監督を置かず戦術や交代などの判断を全て子供たち自身が行うことで「自立心」を育むことも目的としている。
U10とU12の日本一を決めた12月25日の同大会では、ゲストとして元日本代表の9名も参加。U10とU12の王者とスペシャルマッチを戦ったのち、本田と中澤がそれぞれキャプテンを務める「チーム本田」vs「チーム中澤」のレジェンドマッチも開催された。
家長はチーム本田の一員として出場。圧巻のシーンが生まれたのは、試合時間残り4分40秒だった。中澤のシュートをセーブしたGK権田修一が、素早く縦にスローイン。これを受けた家長は、右足アウトサイドで華麗にトラップすると、寄せてきた中澤を腕で完璧にブロックして前に出る。最後はそのまま余裕のゴールを決めた。
解説も「強い!素晴らしい!」と絶叫

7年前に現役引退しているとはいえ、中澤は日本サッカー史でも屈指の強靭なフィジカルを誇った往年の名CB。そのレジェンドを家長はいとも簡単に制してしまった。このプレーに解説の安田理大は「強い!素晴らしい!」と絶叫し、現役Jリーガーの凄みに感嘆した。
試合後に中澤は、「家長にやられて、イラッとしちゃった(笑)。(現役の)家長と乾はやっぱり上手いし、ごんちゃん(権田)はゴールに立ってるだけでシュートが入る気がしなかった」と脱帽。一方の家長も「本田監督の圧もあったので、めちゃくちゃ激しい。(中澤との競り合いは)あそこはガチ。あの一瞬だけ(笑)」と振り返り、レジェンド同士の真剣勝負を楽しんだようだった。
(ABEMA/4v4 JAPAN CUP 2025 RESPECT YOU,au)