今週の土曜日は、中山競馬場でホープフルステークス(GI)が行われます。 GIに昇格した17年以降のホープフルSで3着…
今週の土曜日は、中山競馬場でホープフルステークス(GI)が行われます。
GIに昇格した17年以降のホープフルSで3着以内に入った24頭のうち、18頭が前走でオープン特別以上に出走していました。前走が1勝クラス以下だった馬は2着2回3着4回で勝ち馬は出ていません。
ホープフルSは翌年のクラシックを見据える素質馬が出走してくる一戦です。メンバーのレベルは上がりますし、レース自体のレベルも高くなります。その中で好走するためには、前走でオープン特別以上のレースを経験していることが重要になってくるのでしょう。
特に前走が東京スポーツ杯2歳S(GII)、京都2歳S(GIII)だった馬は好走率もまずまずですし、注目して損のないローテーションと言えます。このふたつのレースもクラシックを狙う多くの素質馬が出走してきますし、やはりレベルの高いレースでの経験が武器になると言えそうです。
さらに、オープン特別で注目したいのが前走アイビーS(L)に出走していた馬。17年以降のホープフルSでは、前走アイビーS組が5頭出走し1勝2着1回3着1回。複勝率60%と高くなっていることは覚えておきたいところです。
そんなホープフルSで、はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆前走で能力の高さは証明済み
今週のホープフルSでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるアンドゥーリルでした。
週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を推しているようです。
アンドゥーリルの母は中内田厩舎所属で、21年の中京記念(GIII)を制したアンドラステ。厩舎ゆかりの血統と言えます。その血統背景から本馬も新馬戦は芝1600mに出走。ここでは上がり最速の脚を使うも前残りの展開に泣かされ2着。次走も芝1600mの未勝利に出走。直線は大外から楽に先頭へ立つと、そのまま後続とのリードを広げて5馬身差で圧勝しています。
前走のアイビーS(L)は芝1800mへの距離延長。戦前には距離を課題に挙げていましたが、レースでは全く問題なし。レースを見る限り、道中の折り合いはスムーズでしたし、直線も追ってからしっかりと脚を使っていました。最後まで脚色は鈍りませんでしたし結果、内容ともに言うことなし。
この時のメンバーを見ると2着アートバーゼル、3着モノポリオは良血で今後の活躍に期待ができる馬。4着馬は札幌2歳S(GIII)で3着だったスマートプリエールですから、メンバーレベルも高かった一戦。そのレースを余力十分の内容で勝つのですから、アンドゥーリルのポテンシャルも相当なモノがありそうです。
仕上がりに関しても1週前追い切りが古馬1勝クラスとの併せ馬であっさりと先着。道中は相手を大きく追走する形でしたが、直線手前で追いつくとそこからあっという間に突き放して、きっちりと先着。追ってからの反応も上々。最終追い切りは坂路を単走。雨の影響で重たくなった馬場を力強い脚取りで駆け上がっていましたし、状態面も申し分なさそうです。
前走で関東までの長距離輸送も経験していますし、特に不安な材料はなさそうです。ホープフルSでの枠順も6枠12番で内の馬の出方を見ながら運べるのはプラスになりそうですし、リズムよく走れれば自然と勝ち負けになるのではないでしょうか。