ロッテ種市篤暉投手(27)が憧れの舞台への覚悟を語った。26日、来年3月に行われるWBCの出場メンバーが発表され、初選出…

ロッテ種市篤暉投手(27)が憧れの舞台への覚悟を語った。

26日、来年3月に行われるWBCの出場メンバーが発表され、初選出された。前回23年にはサポートメンバーに選ばれており「その時、チームにすごい特別な空気、緊張感を感じました。世界一になったチームをテレビやニュースなどで見ながら、次は僕がメンバー入りをしたいと思いながらこれまでの日々を過ごしてきました」とWBCへの思いを強調した。

24日の契約更改の場ではメジャー挑戦への希望を球団に改めて伝えたことを明かした。「何よりも一番すごいピッチャーがたくさんいる。見てて面白いので、僕はそこで戦ってみたいなって気持ちは1年目からありました」と話していた。まずは世界を相手に戦うチャンスを迎える。

背番号は「26」に決まった。ロッテではファンの番号として欠番となっている。普段はつけられない特別な番号だ。「マリーンズの代表として、日本野球の代表としてチームの勝利、世界一連覇に貢献したいと思います。頑張ります!」。ドラフト6位で高校からプロ入り。こつこつ力をつけ、来季10年目でWBC代表を射止めた。チーム、ファンの思いも背負い、全力で腕を振る。【星夏穂】