<NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP:阪神タイガースジュニア5-2読売ジャイアンツジュニア>◇1回…
<NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP:阪神タイガースジュニア5-2読売ジャイアンツジュニア>◇1回戦◇26日◇横浜
阪神タイガーズジュニアが、主砲・山本怜唯投手(6年)の一振りで試合を決めた。
同点で迎えた5回、2死一、三塁から主砲、山本が、フルカウントから、内角直球をフルスイング。勝ち越しの右越え3ランで勝利につなげた。
勝負強さを発揮した。玉置隆監督(39)も「勝負強い選手。期待通りの活躍をしてくれた」と、笑顔で見つめた。チームも4番の山本にどうつなぐかをテーマに掲げ、練習を積んできた。その狙い通り2死一、三塁に回ってきた打席に山本は「つないでくれた。打ってやろうと思いました」と、自信をもって打席に入り、一振りで決めた。
まだ小6だが、修正能力にもたけている。前の打席まで凡打も「ちょっとだけ詰まった部分もあったんで、タイミングを早めて、ポイントを前にして打ちました」と、手応えは十分。「感触はよかったです」と、自信をのぞかせた。
小さい頃から阪神ファン。憧れの縦じまのユニホームで戦う大舞台。「みんなを代表する選手なので。重みを感じながらプレーをしています」と力を込めた。優勝のその瞬間まで。チームの主砲としてバットを振る。