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12月26日、B1東地区の千葉ジェッツは、千葉ジェッツU18に所属する深水虎太郎をユース育成特別枠として登録したことを発表した。クラブとして同制度の活用は、関谷間に続き2人目となる。
現在高校2年生の深水は、187センチ82キロのフォワード。地元・愛媛県から「将来プロ選手になる」という強い覚悟を持って千葉ジェッツU18へ加入した。中学時代からU14・U15ナショナル育成センターに選出されるなど世代別代表でも実績を積み、2024年度にはU18日本代表のエントリーキャンプにも参加した逸材だ。
今回の登録に際し、深水はクラブを通じて「ユース育成特別枠選手として選んでいただけたことを、心からうれしく思います。まだまだ未熟な点は多いですが、これまで積み上げてきたものを信じ、どんな時も全力でプレーをしたいと思います。いろいろなことを吸収し、チームに貢献できるよう感謝の気持ちを持って頑張ります!温かい応炎よろしくお願いします。GO JETS!!」と意気込みを語っている。
また、池内勇太ゼネラルマネージャーは、深水の選手としての特徴を「高い身体能力を活かしたリムプロテクトやリバウンドに加え、高精度な3ポイントシュートを兼ね備えた『3&D』としての素質を持つ選手」と分析。続けて、「細かなスキルは磨きをかけている段階ではあるものの、持ち前のフィジカルを活かしたダイナミックなプレーは非常に魅力的です。トップチームのハイレベルな環境で技術とバスケットボールIQを磨くことで、攻守にわたって活躍できるマルチプレイヤーへと成長する高いポテンシャルを秘めております」と述べた。
さらに、コート外でのキャラクターについても言及。「持ち前の明るさと素直さで、U18のムードメーカー。ユースの試合では、トビンマーカス海舟選手のスタイルを継承(?)した『ジェッツ締め』を行っているとかで、オンコートだけでなく、オフコートでも魅力たっぷりです」と、チームに愛される素顔を紹介した。
なお、深水は年始に行われる富山グラウジーズ戦からのエントリーを予定しているとのこと。千葉Jの未来を担う新星の飛躍に注目だ。
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