第44回全国都道府県対抗女子駅伝大会(2026年1月11日号砲・たけびしスタジアム京都発着、9区間=42・195キロ)…
第44回全国都道府県対抗女子駅伝大会(2026年1月11日号砲・たけびしスタジアム京都発着、9区間=42・195キロ)に出場する県代表メンバーが26日、裾野市運動公園陸上競技場で合宿を行った。一般選手を除く中高生が参加。日大三島高のエース古川真子(2年)が、練習では先頭を走るなど本番での出場を猛アピールした。
県を代表するランナーに成長した。11月の県高校駅伝では各校のエースが集う1区に起用され、国スポの3000メートルで県高校新をマークした浜松市立の大谷芽以(3年)に競り勝って区間賞を獲得。東海高校駅伝では本番前に風邪を引いたが、1区で区間2位と健闘した。12月のしずおか市町駅伝は清水町代表として1区で出場し、大会前に39度近くの高熱を出しながら総合3位でまとめた。
本番まで約2週間。藤森淳監督(浜名中教)は「走る区間は、まだ決まっていない」と、明かす。ただ、大会規定で9区間中、高校生は最低3人が起用され、当日までにアクシデントがなければ、古川の出場は濃厚だ。「せっかく、選ばれたので静岡を代表して京都で走りたい」と、本人も出場に意欲を示す。「県高校駅伝以降は、体調を崩して悔しい結果だった。走ることができたら、区間15位以内を目指したい」と、気合を入れた。
今回の合宿には不参加だったが、本番では今年の世界陸上女子3000メートル障害で日本記録を樹立した斎藤みう(パナソニック)=伊豆中央高出=や、高校の先輩、世古凪沙(城西大1年)ら実績のある一般の選手と同じ時間を過ごす。「会えるのがすごく楽しみ。目標の入賞に貢献したいです」。2019年(8位)以来の入賞へ、古川が静岡の名前を背負って都大路を駆け抜ける。