25日発表の箱根駅伝の大会改革を受け、早大OBで学生駅伝の解説も務める瀬古利彦氏(69)と渡辺康幸氏(52=住友電工監督…
25日発表の箱根駅伝の大会改革を受け、早大OBで学生駅伝の解説も務める瀬古利彦氏(69)と渡辺康幸氏(52=住友電工監督)が、26日の都内イベント後、取材に応じた。
主な規定変更は2つ。2028年から4年おきに全国に門戸を開いた記念大会を開催し、計26チーム(25校+日本学生選抜チーム)が出場すること。関東学生陸上競技連盟の加盟校のみの参加となる29年の第105回大会以降は、計24チーム(23校+関東学生連合チーム)の出場となる。
これまで101回の長い歴史を持つ伝統大会の大改革に、瀬古氏は「全国の学生たちにとっては朗報だと思う。4年に1回、そういうチャンスが増えてくるわけだから、これを機にもっともっと機会を増やしてあげられればいいな」と歓迎する。
2010年度に早大を出雲、全日本、箱根の大学3冠に導いた渡辺氏は「出場校が増えるということは、引退選手の雇用など(大学の)スタッフとしての就職先も増える。いろんな意味でプラスがある」と新たな視点を口にする。
しかし、年々高速化が進むレースにおいて出場校の増加には課題も予想される。渡辺氏は「時間差というか、チーム数が増えるとタスキがつながらない可能性がある」と指摘した。
7日にマラソン日本新記録を樹立した早大出身の大迫傑(34=リーニン)や、9月の世界選手権東京大会男子3000メートル障害8位入賞の順大出身の三浦龍司(23=SUBARU)ら名ランナーを世界に送り出してきた正月の風物詩。
2人よるトークイベント中には箱根駅伝が国内だけではなく、海外でも人気のコンテンツになりつつあることも話題に上がった。
瀬古氏は「世界陸上も盛り上がりましたけど、箱根駅伝はそれ以上に盛り上がる。陸上ファンをつくれるのがこの駅伝だと思います」と強調した。