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 12月26日、高校バスケの日本一を決める全国大会「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は4日目を迎え、第1試合に女子の準々決勝4試合が行われた。

 ウインターカップ4連覇とU18日清食品トップリーグを含む二冠がかかる京都精華学園高校(京都府)は、精華女子高校(福岡県)に59-55で競り勝った。前半終了時点では1点ビハインドだったものの、第3クォーターに15-8と形勢逆転。司令塔の吉田ひかりは40分フル出場、オディアカウェルリッツが14得点10リバウンドでダブルダブルを達成する活躍を見せた。

 インターハイ王者で第1シードの桜花学園高校(愛知県)は、61-55で東海大学付属福岡高校(福岡県)に勝利した。第4クォーター残り3分で同点の大接戦だったが、クラッチタイムに勝部璃子が連続得点。チームハイ14得点を挙げた2年生が白星を手繰り寄せた。

 “連覇”がかかる2校への挑戦権を手にしたのは、大阪薫英女学院高校(大阪府)と八雲学園高校(東京都)。大阪薫英はスターターの三輪美良々、松本璃音、細澤幸生が2桁得点でけん引し、八雲学園は大黒柱のテウアダマが35得点27リバウンド3ブロックの大暴れ。いずれもウインターカップ初優勝を目指す。

 26日に行われた準々決勝4試合の結果と、27日に行われる準決勝の対戦カードは以下の通り。

▼12月26日のウインターカップ女子結果一覧


桜花学園 61-55 東海大学付属福岡

八雲学園 64-52 一関学院

精華女子 55-59 京都精華学園

倉敷翠松 65-92 大阪薫英女学院

▼12月27日のウインターカップ女子準決勝カード


桜花学園 - 八雲学園

京都精華学園 - 大阪薫英女学院

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