第105回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕する。初出場の岐阜聖徳学園(岐阜市)は同日正午、初優…
第105回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕する。初出場の岐阜聖徳学園(岐阜市)は同日正午、初優勝を目指す中部大春日丘(愛知第1)との初戦を迎える。
岐阜聖徳学園は11月9日の県予選決勝で、3連覇を狙った関商工と対戦した。
前半に攻勢をかけ、3トライを奪って21―7とリード。後半は猛反撃を受けたが、強力なタックルを要所要所で決めて猛攻を食い止めた。フォワードの総体重は相手を下回っていたが、押し負けなかった。トライ後のコンバージョンゴールも坂部太河選手(ウィング)が4本全てを決め、28―17で勝って初の花園出場を決めた。
2003年の創部時から指導する佐藤剛史監督は、チームの特徴に「集中力の高さ」を挙げる。この試合も前半1分に林飛輝選手(フランカー)が先制トライを決めるなど、序盤から集中して試合に臨んだ。
相手の好機を再三つぶしたタックルも大きな武器。相手を自陣に入れない攻撃的な「アタッキングタックル」を磨いてきた。佐藤監督は「相手よりたくさん点を取ることより、点を取らせない『攻めの守り』です」。坂部選手は「花園では低く突き刺さるタックルから、素早いターンオーバー(相手ボール奪取)を見せたい」と意気込む。
中部大春日丘は15回目の出場。日本代表の主将を務めた姫野和樹選手らが輩出し「東海の雄」と呼ばれる。
6月に三重県で開かれた東海高校総体で対戦し、7―57で敗れた。フォワード陣のリーダー・三原遼太郎選手(フランカー)は「個々のフィジカルで押されていたイメージがあるが、花園ではディフェンスで圧倒したい」とリベンジを誓う。
トーナメントの同じブロックには優勝6回の東海大大阪仰星(大阪第1)、出場54回目の佐賀工(佐賀)、前回大会8強の大分東明(大分)などが入り「最激戦区」と目されている。
佐藤監督は「低く早く激しいタックルをひたむきに繰り返し、春日丘のパワーを全身全霊で食い止め、勝機を見いだしたい。全国の強豪の仲間入りを果たすべく、精いっぱい戦ってきます」と話した。(高原敦)