ドジャースにニコ・ホーナーを獲得するプランを米メディアが提案した(C)Getty Images ドジャースにカブスのニコ…

ドジャースにニコ・ホーナーを獲得するプランを米メディアが提案した(C)Getty Images
ドジャースにカブスのニコ・ホーナーをトレードで獲得するプランを米メディア『ClutchPoints』が提案している。
ホーナーは今季156試合に出場し、打率.297、7本塁打、61打点、OPS.739をマーク。盗塁も29個記録した。また、二塁手部門で2023年に続いて2度目のゴールドグラブ賞に輝いている。
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走攻守で魅力的な28歳の二塁手について、同メディアは「6シーズン以上にわたり、ホーナーはカブスの打線において安定感のある信頼できる選手であり続け、コンタクト能力に長け、ベース上でのスピードも兼ね備えた打者としての評価を確固たるものにしてきた」と説明。
通算で打率.282、131盗塁という数字は「彼の高い身体能力と安定感の双方を物語っており、そのどちらもが『勝てる野球』に貢献する要素だ」と評価した。
記事では「ホーナーの加入は、ドジャースの打線に即座に安定感をもたらし、他の戦術的な決断にリソースを割く余裕を生み出すだろう。ホーナーのような実力者を獲得することは、ドジャースが優勝を争えるロースターを構築し続けるという決意の表れとなる」と指摘した。
ホーナーを獲得するための交換要員としては、内野手のキム・ヘソンと、27歳右腕のリバー・ライアンの名を挙げた。
同メディアは「2025年シーズンこそ好不調の波があったものの、キム・ヘソンは、並外れたスピードと守備の適応力を備えた非常に有用なユーティリティプレイヤーとして、カブスに貢献するはずだ」と伝えた。
一方、ライアンについては「現在トミー・ジョン手術のリハビリ期間中ではあるが、その卓越した能力と年齢的な伸び代を考慮すれば、依然として価値の高いトレードの駒といえる」と説明した。
このトレード案により「ドジャースが現在抱えている内野の層の薄さという課題は即座に解消される」とした上で、「彼(ホーナー)の走塁でのスピードと打席での安定感は、ドジャースの『常勝軍団としての文化』に完璧に合致している」と期待を寄せた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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