36試合が開催された2025年の国内女子ツアー。複数回優勝者は新女王の佐久間朱莉(4勝)を含む4人のみで、ツアー史上最…
36試合が開催された2025年の国内女子ツアー。複数回優勝者は新女王の佐久間朱莉(4勝)を含む4人のみで、ツアー史上最多の30人がタイトルを獲得した。今回は男子ツアーに引き続き、各大会でチェックした優勝ギアのメーカー別シェアを9部門に分けて調査。ピン、ダンロップ、キャロウェイのせめぎ合いとなった詳細は以下の通り。
◆ドライバー:ピンが1位 キャロウェイは男女で2位
ピンが10本で1位だった。契約プロの佐久間が「G430 MAX 10K」を使用していることが大きい。ルーキーで契約フリーの荒木優奈はウッドをピンでそろえ、1Wは「G440 LST」を入れる。ともにシーズン2勝の神谷そら、河本結らが使うキャロウェイが8本で2位。小祝さくら、菅楓華ら使用のダンロップが7本で3位だった。
<メーカー別シェア>(全36本)※以降、端数は切り捨て
27%(10本) ピン
22%(8本) キャロウェイ
19%(7本) ダンロップ
8%(3本) テーラーメイド
5%(2本) ブリヂストン、ミズノ、タイトリスト
2%(1本) ヨネックス、本間ゴルフ
黄金ルーキーはクラブ契約フリー 荒木優奈は4メーカーのヘッドで初優勝
菅楓華のクラブ選び「まずは顔で」 小ぶりな「ZXi TR」は右に行かない
◆1Wシャフト:藤倉コンポジットが男女で1位
男子に続き藤倉コンポジットが1位だった。神谷と河本はシーズン途中から最新モデルの「スピーダー NX GOLD」切り替えて以降、ともに1勝ずつを重ねた。三菱ケミカルが9本で続き、グラファイトデザインと日本シャフトが4本で並んだ。
<メーカー別シェア>(全36本)
38%(14本) 藤倉コンポジット
25%(9本) 三菱ケミカル
11%(4本) グラファイトデザイン、日本シャフト
5%(2本) USTマミヤ、ピン
2%(1本) ヨネックス
1Wと3Wのシャフトを替えて「メチャクチャ貢献」 河本結の優勝ギア
◆1Wグリップ:イオミックが圧倒
佐久間、菅、鈴木らが使用したイオミックが23本で他を圧倒した。高橋彩華、河本のパルマックスが5本で2位につけた。
<メーカー別シェア>(全36本)
63%(23本) イオミック
13%(5本) パルマックス
8%(3本) エリートグリップ、ゴルフプライド
5%(2本) STM
◆フェアウェイウッド:キャロウェイ1位 ピンが僅差で2位
柏原明日架が「パラダイム Ai スモーク ◆◆◆ T」を使用するなど、キャロウェイが17本で1位。1本差でピンが2位で続いた。ダンロップとテーラーメイドが3位に並んだ。
<メーカー別シェア>(全62本)
27%(17本) キャロウェイ
25%(16本) ピン
14%(9本) ダンロップ、テーラーメイド
6%(4本) ミズノ
4%(3本) 本間ゴルフ
3%(2本) タイトリスト
1%(1本) ヨネックス、ブリヂストン
◆ユーティリティ:ウッド系が強い! ピンが独走で1位
ドライバーに続きピンが1位だった。後続に10本差をつける独走は、佐久間、鈴木ら契約プロの使用に加え、フリーの木村彩子と脇元華がともに「G425 ハイブリッド」を入れた影響も大きい。河本が「XR OS」を使うなどキャロウェイは2位、ダンロップが1本差で3位。「日本女子オープン」で国内メジャー初優勝を遂げた堀琴音が16年ものUT(ツアーステージ X-DRIVE GR)を使用するブリヂストンは6位だった。
<メーカー別シェア>(全67本)
35%(24本) ピン
17%(12本) キャロウェイ
16%(11本) ダンロップ
10%(7本) テーラーメイド
7%(5本) タイトリスト
4%(3本) ブリヂストン
2%(2本) 本間ゴルフ、PXG
1%(1本) ミズノ
フェアウェイキープ100%だった脇元華 ユーティリティも貢献
国内初メジャー制覇を支えた“16年モノ”のUT 「こだわる」堀琴音の優勝ギア
◆アイアン:男子2位のダンロップがピンを抑えてトップ
アイアンは日米共催「TOTOジャパンクラシック」を制した畑岡奈紗が「スリクソン ZXi7」を使うなど、ダンロップが唯一のトップに立った。初優勝した契約フリーのウー・チャイェン(台湾)は「ZXi5」をメインで入れる。初優勝した高野愛姫らが使うピンが2位、申ジエ(韓国)らのキャロウェイが3位で続いた。
<メーカー別シェア>(全196本)
28%(55本) ダンロップ
20%(41本) ピン
19%(38本) キャロウェイ
11%(22本) ミズノ
8%(17本) ブリヂストン
7%(14本) ヨネックス
2%(5本) テーラーメイド
2%(4本) 本間ゴルフ
得意なPWだけ「ZXi7」 ツアー初Vをあげたウー・チャイェンの14本
今秋発売の新アイアン「i240」も貢献 佐久間朱莉の4勝目ギア
◆ウェッジ:クリーブランド1位 男子独走のタイトリスト3位
ダンロップのブランド、クリーブランドが25本で1位に立った。日米共催「TOTOジャパンクラシック」を制した畑岡奈紗が「RTZ」を4本入れるほか、安田祐香、菅らも同モデルを使う。男子で50%を超えたタイトリストは19本で3位で、神谷、櫻井心那らが「SM10」を使用した。
<メーカー別シェア>(全107本)
23%(25本) クリーブランド
19%(21本) ピン
17%(19本) タイトリスト
10%(11本) ブリヂストン
9%(10本) キャロウェイ
7%(8本) フォーティーン
5%(6本) ミズノ
2%(3本) ヨネックス
1%(2本) ジューシー
1%(1本) 本間ゴルフ、グラインドスタジオ
佐久間朱莉の初Vを支えたパターと「100点ショット」を生んだウェッジ
◆パター:オデッセイが男女とも50%超えで圧勝
パターは男子に続いてキャロウェイのパターブランド、オデッセイが19本で半数を超えた。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を連覇した岩井千怜は「ホワイト・ホット ブラックシリーズ #5CS」を愛用する。ピンは畑岡が「スコッツデールTR パター PIPER C」に戻すなど11本で2位。永峰咲希が使うスコッティキャメロンが4本で3位だった。
<メーカー別シェア>(全36本)
52%(19本) オデッセイ
30%(11本) ピン
11%(4本) スコッティキャメロン
5%(2本) テーラーメイド
岩井千怜はアイアン好調も「やっぱりパット」 連覇を決めた14本
復活優勝!畑岡奈紗のパター、あれナニ? 中古で買ったピン「パイパーC」はバランス「A7」
◆ボール:タイトリストが1位、2位にダンロップ
ボールは佐久間、工藤遥加、鈴木らが使うタイトリストが13勝で1位だった。「明治安田レディス」で通算12勝目を飾った小祝さくらが「スリクソン Z-STAR XV」を使うなど、9勝のダンロップが2位だった。
<メーカー別シェア>(全36個)
36%(13個) タイトリスト
25%(9個) ダンロップ
16%(6個) ブリヂストン、キャロウェイ
5%(2個) テーラーメイド
ピンはドライバーとユーティリティでシェア1位。ダンロップはアイアンとウェッジ、キャロウェイはフェアウェイウッドとパターで1位と、3強がせめぎ合う結果となった。