岩手競馬所属の山本聡哉騎手(水沢・佐藤浩一厩舎所属)が、12月23日に行われた水沢競馬第9回開催3日目第12R「スイー…
岩手競馬所属の山本聡哉騎手(水沢・佐藤浩一厩舎所属)が、12月23日に行われた水沢競馬第9回開催3日目第12R「スイートアリッサアム賞」(B1・B2混合・ダ1400m)でショウナンナスカに騎乗し勝利を挙げ、岩手競馬所属騎手の年間最多勝利数となる217勝を達成した。これまでの最多記録を更新する快挙となった
岩手競馬所属騎手の年間勝利数記録は、2005年に小林俊彦元騎手(現・調教師)が記録した215勝が長らく最多となっていたが、山本騎手は2023年に216勝を挙げて18年ぶりに記録を更新。今回は自身が持つ最多記録をさらに塗り替える結果となった。
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「馬の巡り合わせにも恵まれた」

山本騎手は達成後、「10月頃に『このペースなら新記録を更新できるかもしれない』と言われた時は、自分では本当に行けるのかなと。216勝という数字が自分では更新できる記録とは思っていなかったです。今年は春先に岩手で騎乗していない時期もありましたが、馬の巡り合わせにも恵まれたと思います」と振り返った。さらに「ここから先は記録更新にもなりますが、それ以上にあと1週間、僕だけじゃなくてみんなが怪我なく乗り越えてくれれば」と締めくくった。
なお、この記録達成を祝うセレモニーは、12月30日に実施される予定だ。