大相撲の小結・若元春(荒汐)が25日、東京・中央区の部屋で行われた朝稽古で基礎運動で汗を流し、今年の稽古を納めた。 初…

 大相撲の小結・若元春(荒汐)が25日、東京・中央区の部屋で行われた朝稽古で基礎運動で汗を流し、今年の稽古を納めた。

 初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)では6場所ぶりに三役復帰も「番付は気にしていない。上位にいれば当たる相手は変わらないので、自分のできる相撲をしっかり出していければと思う」と話した。

 2025年の1年間について問われると「自分のできる相撲、自分の取りたい相撲というのを1年を通して磨いてきたつもりだったが、まだまだ足りないところがあると感じている。1年の終わりで区切って考えてはいない。相撲を磨くことが1年で終わるわけではない。相撲人生があとどれくらいか分からないが、できることを考える。地道に頑張るしかない」と語った。

 初場所へ向けては「冬巡業で体調を崩したこともあって、なかなか思うように稽古ができなかった。この正月休みでしっかり体調を整えて、初場所に向けて準備できれば」と意気込んだ。