男子ゴルフでツアー最多94勝を誇り「ジャンボ」の愛称を持つプロゴルファーの尾崎将司さんが23日午後3時21分、S状結腸が…
男子ゴルフでツアー最多94勝を誇り「ジャンボ」の愛称を持つプロゴルファーの尾崎将司さんが23日午後3時21分、S状結腸がん(ステージ4)のため78歳で死去した。
ツアー通算4勝でジャンボ軍団の1人、小山内護(55)が25日までに自身のインスタグラムを更新。「今朝、師匠ジャンボさんと会ってお別れができました」と惜別の思いをつづり始めた。
「23日は僕はジェット、直道さん、飯さん、えりか、しゅりとジャンボ邸でお寿司屋さんを呼んでの食事会に呼ばれていましたが、ジャンボさんの容態がよくないという事で1週間前にキャンセルになりました」 亡くなった日に尾崎さんの次弟の尾崎健夫、末弟の直道、飯合肇、原英莉花、佐久間朱莉らと食事をともにする予定だったという。「まさかその日が命日になるなんて…」と悲しんだ。
研修生時代に尾崎将司に師事。ツアー初優勝の98年サントリーオープンでは最終日最終組で、師匠との直接対決を制した。
「僕は20歳の時からジャンボさんのとこに研修生として入門しプロになれました。僕がツアー4勝できたのもジャンボさんのお陰だと思っています。長嶋茂雄セガサミーカップのマンデーから優勝した時は北海道でジャンボさんから食事に誘われました。2人だけで高級ワインをあけて食事してお祝いしてもらい嬉しかった事を今でもはっきり覚えています」と懐かしんだ。
「最後に顔を見てお礼を伝えてお別れできて本当に良かったです。ジャンボさん、35年間ありがとうございました!師匠がジャンボさんだった事が僕の宝です!心よりご冥福をお祈りします」と締めた。