1月4日(日)に中山競馬場、芝2000mで行われる中山金杯。ここに出走を予定しているウエストナウ(栗東・佐々木晶三厩…
1月4日(日)に中山競馬場、芝2000mで行われる中山金杯。ここに出走を予定しているウエストナウ(栗東・佐々木晶三厩舎)が今朝25日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
うっすらとした霧がかかるCW。前方には同厩舎の2歳馬が併せ馬を行っていて、それを3秒近く後ろから、前を見ていくような単走追い切り。前半はさほど速いラップではなかったものの、走りっぷり自体は目立つ、豪快なフットワーク。3コーナーから4コーナーにかけて、加速していったので、ここで前2頭との差はぐんと詰まってくる。
ただ、その2頭よりも外を回ったこともあって、最後の直線に向くと、やっぱり2秒以上は差がある形。それでも最後の直線で11.3秒、11.5秒と伸びたこともあり、ゴール直前は追いつきそうな勢いだった。
時計は6F81.1〜5F65.8〜4F51.2〜3F36.3〜2F22.8〜1F11.5秒。ワンターンは新馬戦で結果を出しているものの、その後の重賞2着、3勝クラスとリステッドでの1着はコーナー4つのツーターン。初めてとなる中山芝2000mだが、この舞台はマッチするのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)