日本ハムの栗山英樹CBO(64)が、24日放送のテレビ東京「一流アスリート426人が目撃!昭和・平成・令和スポーツ伝説の…

日本ハムの栗山英樹CBO(64)が、24日放送のテレビ東京「一流アスリート426人が目撃!昭和・平成・令和スポーツ伝説の試合ベスト10」にVTR出演。23年のWBCを超える衝撃を受けたドジャース大谷翔平投手(31)の試合を明かした・

監督として、3大会ぶりの世界一に導いた23年WBCについては「選手たちが命を削って向かっていってくれてる。WBCに何に感動したかって言うと、あんなに一流の選手たちが一生懸命にやる姿。これが、人は一番感動するんだと思った」と回顧した。

自身が最も衝撃を受けた試合には、WBCではなく「2016年7月3日ですかね。1番ピッチャー大谷という試合」。16年7月3日のソフトバンク戦、当時日本ハムの大谷はプロ野球では45年ぶりの「先発投手・1番打者」で出場。監督を務めていた栗山氏は「考えて、考え抜いて、人に言わせればむちゃくちゃなことをやった。それでも勝ちたい、きっかけをつくりたいっていう試合だった」と振り返る。

試合開始直後、大谷はプロ野球史上初の「先発投手・先頭打者・初球ホームラン」という衝撃の1発。指揮官は「小説や漫画で描いても怒られるようなドラマを彼自身が起こした。僕は翔平が何をやっても、そんなに度肝を抜かれないんですけど、すごく印象に残った。僕にとってすごく大切な試合だった。僕にとってのベストゲーム」と、最も衝撃を受けた一戦を語った。