クリスマスイヴの夜、不思議なキーワードがX(旧ツイッター)でトレンド上位入り。SNS上ではお祭り騒ぎとなった。  そ…

 クリスマスイヴの夜、不思議なキーワードがX(旧ツイッター)でトレンド上位入り。SNS上ではお祭り騒ぎとなった。

 その言葉は「キセキィ」。24日20時から配信された「ウマ娘プリティーダービーぱかライブTV」内で、新ウマ娘「キセキ」が発表された直後から、徐々にランキングを上げた。

 キセキは、2016年にデビューし、翌17年の菊花賞・G1を勝った。その後も21年に7歳で引退するまで、国内外で33戦(4勝)。馬名の由来が「奇跡」であることやその響き、走りっぷりから現役時代はもちろん、引退後も人気。同馬を愛するファン「キセキ民」から絶大な支持を得ている。

 24日夜も彼らが訪れたのか、netkeibaのキセキの競走馬データのポストが、2時間ほどで約50万回以上、表示された。

 この日一躍、話題となった「キセキィ」というフレーズは、21年の京都大賞典・G2にキセキが出走した際、テレビ中継で実況アナウンサーが発した言葉と思われる。

 スタート直後に11番枠から果敢に先行したキセキに対して「あっ!キセキィ」と実況。その後、4コーナー手前からスパートをかけた際にも「和田竜二、闘魂注入、鞭が飛ぶ」のセリフが飛んだ。最後も「キセキ」を連発。結果は惜しくも3着(勝ったのはマカヒキ)だったが、やや同馬寄りの実況に、キセキ民のなかでは印象に残る名実況と言われている。

 SNS上では日付が変わっても「キセキィ...おめでとう」「あっキセキィ♡を聞きたくてレース動画見直した」「あっキセキィ大好きです!頭キセキ民でした」「最高のクリスマスや」「キセキじゃなくてキセキィで入ってるの草」「すごい数のキセキ民が集まってきている」「闘魂注入の特別実況頼む」などのコメントが多数、寄せられている。