トレード候補に挙げられたライアンはどうなるか(C)Getty Images ドジャースのリバー・ライアンがトレードされる…

トレード候補に挙げられたライアンはどうなるか(C)Getty Images

 ドジャースのリバー・ライアンがトレードされる可能性があるという。27歳の右腕は昨季メジャーデビューを果たし、4試合で1勝0敗、防御率1.33の成績を収めた。しかし、その年の8月にトミー・ジョン手術を受けた影響で今季は全休となっている。

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 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はライアンについて「リリーフ投手の補強と外野の層を厚くすることを目指すチームにとって、トレード候補となる可能性がある」と伝えている。

 同メディアは「2025年のドジャースのブルペン陣がいかに不安定だったかを考えると、もしライアンが万全であれば、接戦の重要な局面を任される「ハイレバレッジ・アーム(重要な場面で登板する救援投手)」としての地位を確立するチャンスは十分にあったはずだ」と指摘した。

 ライアンは来季に向けて、スプリングトレーニング(春季キャンプ)に間に合う見込みだが、『MLB公式サイト』のソニア・チェン記者によると、「非常に魅力的なポテンシャルを秘めながらも実績が限られており、トミー・ジョン手術明けという不透明さもある。ドジャースにとって興味深い交渉材料になり得るだろう」と見ている。

 記事では「球界最強と評されるドジャースの先発ローテーションに食い込むのは、ライアンにとって至難の業だろう」としながらも、「ブルペンの一角としては極めて価値が高い。また、谷間の先発として登板することで、主力の先発陣が10月のポストシーズンに向けて健康な状態を維持できるようにサポートする役割も期待できる」と記しており、復活を期す来季はドジャースで戦力となるのか、トレードに出されるのか、注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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