2025年の国内男子ツアーは25試合を開催し、初の賞金王に輝いた金子駆大を含めて22人がカップを掲げた。今回は、各大会…

2025年 国内男子ツアー優勝ギアのシェア率を調査

2025年の国内男子ツアーは25試合を開催し、初の賞金王に輝いた金子駆大を含めて22人がカップを掲げた。今回は、各大会でチェックした優勝ギア(海外開催を除く23試合)のメーカー別シェアを9部門に分けて調査。タイトリストが4冠(ドライバー、アイアン、ウェッジ、ボール)を達成した各部門の詳細は以下の通りだ。

“3強”のせめぎ合い 優勝ギアのシェア調査/女子ツアー編

◆ドライバー:1位タイトリスト、2位ピン&キャロウェイ

金子駆大はタイトリストのドライバーを使用(写真は2025年関西オープン)

ドライバーはタイトリストが合計9本でトップだった。シーズン2勝の金子、初優勝を遂げた下家秀琉佐藤大平らは「GT2」を使用。終盤戦まで賞金レースをリードした生源寺龍憲が使うキャロウェイ、蝉川泰果金谷拓実のピンが5本で並んだ。また、池村寛世は兵庫県の地クラブメーカーのバルドに加えてテーラーメイドのミニドライバーもバッグに入れた。

<メーカー別シェア>(ミニドライバー含む全24本)※以降、端数は切り捨て
37%(9本)タイトリスト
20%(5本)ピン、キャロウェイ
12%(3本)ダンロップ
4%(1本)バルド
4%(1本)テーラーメイド

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◆1Wシャフト:藤倉コンポジットが圧倒

杉浦悠太は藤倉コンポジット(写真は2025年日本オープン)

ドライバーのシャフトは「スピーダー」や「ベンタス」シリーズの藤倉コンポジットが50%を超える13本。蝉川は2021年モデルの「ベンタスブラック」で「日本ツアー選手権」を、杉浦悠太は「スピーダー エボリューション7」で「ACNチャンピオンシップ」を制した。三菱ケミカルとグラファイトデザインが5本で続いた。

<メーカー別シェア>(ミニドライバー含む全24本)
54%(13本) 藤倉コンポジット
20%(5本) 三菱ケミカル、グラファイトデザイン
4%(1本) USTマミヤ

◆1Wグリップ:エリートグリップが1位

ドライバーのグリップは金子や生源寺らが使うエリートグリップが11本でトップ。阿久津未来也片岡尚之が使うゴルフプライドが5本で続いた。

<メーカー別シェア>(ミニドライバー含む全24本)
45%(11本) エリートグリップ
20%(5本) ゴルフプライド
16%(4本) イオミック、パルマックス

◆フェアウェイウッド:テーラーメイドが60%超え

清水大成のフェアウェイウッドはテーラーメイド(写真は2025年フォーティネットプレーヤーズカップ)

フェアウェイウッドはテーラーメイドが24本(14勝)で他を寄せ付けなかった。国内メジャー「日本プロ」で初優勝を遂げた清水大成は「ステルス2」(3W、5W)を使用。金子は「Qi35 MAX」(3W)を入れる。片岡や小木曽喬らが使うダンロップが5本で続いた。

<メーカー別シェア>(全38本)
63%(24本) テーラーメイド
13%(5本) ダンロップ
10%(4本) キャロウェイ
5%(2本) ピン
2%(1本) ヤマハ、ミズノ、プロギア

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◆ユーティリティ:キャロウェイ1位 UT使用の優勝者は11人

ユーティリティ使用プロの優勝者は11人。キャロウェイが5本(4勝)で1位となり、2勝の生源寺はいずれも「APEX UW」(2022年)を入れていた。タイトリストが4本で2位につけ、阿久津と大岩龍一は「GT1 ユーティリティ メタル」を使った。

<メーカー別シェア>(全16本)
31%(5本) キャロウェイ
25%(4本) タイトリスト
18%(3本) ダンロップ
12%(2本) ミズノ
6%(1本) ブリヂストン、ピン

◆アイアン:タイトリストが3強の争い制す

ダンロップと契約する塚田よおすけ(写真は2025年ダンロップフェニックス)

タイトリスト(7勝)が1位、ダンロップ(5勝)が2位、ピン(3勝)が3位と上位3メーカーで50%以上を占めた。ダンロップ契約の塚田よおすけは8本構成で、「スリクソン ZXi5」(3番)と「スリクソン ZXi7」(4番~PW)を使用。「ダンロップフェニックス」で9年ぶりの復活優勝を遂げた。

<メーカー別シェア>(全144本)
21%(31本) タイトリスト
18%(27本) ダンロップ
14%(21本) ピン
8%(12本) 藤本技工
7%(11本) ミズノ
6%(10本) テーラーメイド、キャロウェイ
6%(9本) ヨネックス
4%(7本) ブリヂストン
4%(6本) 三浦技研

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◆ウェッジ:地クラブメーカーが上位 生源寺と清水が使用

生源寺龍憲は藤本技工のウェッジを愛用(写真は2025年関西オープン)

10メーカーが入り乱れたウェッジは、タイトリストが貫録の50%超え(12勝)で1位。地クラブメーカーも存在感を示し、生源寺が使う藤本技工(兵庫県市川町)が3位に入った。清水が使用するジューシー(群馬県高崎市)が4位で続いた。

<メーカー別シェア>(全77本)
53%(41本) タイトリスト
15%(12本) クリーブランド
7%(6本) ピン、藤本技工
5%(4本) ジューシー
3%(3本) ブリヂストン
2%(2本) キャロウェイ
1%(1本) アクシスゴルフ、ゾディア、プロトコンセプトRR

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◆パター:12勝のオデッセイが大差をつけて1位

小斉平優和はオデッセイ(写真は2025年Sansan KBCオーガスタ)

オデッセイが大差をつけて1位だった。「KBCオーガスタ」で初優勝を飾った小斉平優和が「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM(ジラフビーム)#7」を使用したほか、ともに2勝の金子と生源寺もオデッセイユーザーだ。

<メーカー別シェア>(全23本)
52%(12本) オデッセイ
26%(6本) スコッティキャメロン
13%(3本) ピン
4%(1本) LAB、テーラーメイド

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◆ボール:タイトリストが圧巻の65%

阿久津未来也は赤線を引いた「PRO V1x」を使用する

タイトリストが全体の65%で他を圧倒した。モデルの内訳は「PRO V1x」が9人(蝉川、阿久津ら)、「PRO V1」が5人(金子、下家ら)だった。

<メーカー別シェア>(全23個)
65%(15個) タイトリスト
21%(5個) ダンロップ
13%(3個) ブリヂストン