<2025ペナント:DeNA編> セ2位 71勝66敗6分プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見…
<2025ペナント:DeNA編> セ2位 71勝66敗6分
プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る2025ペナント」がスタート。プロ野球を球団別に連載、続いて日本人大リーガーの計13回。第10回はDeNA。
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DeNA東克樹投手(30)が14勝で自身2度目の最多勝を獲得した。最多勝の回数はスタルヒン(トンボ)の6度が最多だが、DeNAで2度は大洋時代の70、71年平松、83、84年遠藤の2人に並ぶ球団最多となった。最多勝を複数回獲得したのは今季の東や伊藤(日本ハム)を含めて48人になるが、左投手はそのうちの2割にも満たない7人だけと、意外に達成者は少ない。左腕の最多は金田、鈴木啓、山本昌の3人がマークした3度で、東が来季もタイトル獲得なら球団新記録とともに、レジェンド左腕たちにも並ぶことになる。
今季もお得意さまから白星を稼いだ。カード別の勝利数を見ると、中日、広島戦各4勝、ヤクルト戦3勝、巨人、阪神、交流戦各1勝。特に中日戦は4戦4勝で、23年から11連勝中と3年間負けなしだ。DeNAの投手がカード別で11連勝以上したのは61~62年に中日戦で12連勝の秋山、84~86年にヤクルト戦で11連勝の遠藤に次いで3人目。中日戦で11連勝以上したのは他球団の投手も含めて6人、7度目で、83~86年に13連勝の北別府(広島)以来の連勝記録だった。通算で16勝2敗と好相性のカードでどこまで連勝を伸ばせるかにも注目だ。
東は他のカードでも負けが少なく、先発の通算成績は60勝29敗の勝率6割7分4厘。100試合以上に先発した投手では史上7位で、左腕では杉内(巨人)の6割4分8厘を抑えて堂々のトップにランクインした。勝敗がつかなかった試合を含めても、先発した半分以上の試合で白星を挙げていることになるが、これは左腕では東だけ。歴代屈指の勝てる左腕となった。【多田周平】