村上の2年契約は球団にとっても好都合のようだ(C)Getty Images まさに“驚きの決着”と言わざるを得ない。 ヤ…

村上の2年契約は球団にとっても好都合のようだ(C)Getty Images

 まさに“驚きの決着”と言わざるを得ない。

 ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた村上宗隆は、現地時間12月22日、新天地がホワイトソックスに正式決定し、本拠地レートフィールドで入団会見を実施。この意外な移籍先や、2年3400万ドル(約53億円)という比較的“小規模”な契約内容には、米識者から様々な反応が上がっている。

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 その中で米ポッドキャスト番組「Baseball is Dead」の司会、ジャレッド・カラビス氏は、「噂されていた球団の中で、ここ数年の騒ぎの中で、結局ホワイトソックスと2年3400万ドルの契約だ」と驚きを隠せない様子。共演者のジャスティン・ヘイブンズ氏は、「リスクを取る際の障壁がない」と冷静に分析し、次のように続けた。

「より優秀な選手の出場機会を奪うわけではないし、そのポジションで頭角を現している有望株もいない。プレーオフ進出の可能性も損なわない。ワイルドカード争いや地区優勝を狙う球団とは違い、もし最初の200打席で苦戦したとしても、『どうする?打率.150、出塁率.200、長打率.275だ。3400万ドルも払ったのに…』とはならない」

 また、元アスレチックスで2010年に完全試合を成し遂げているダラス・ブレイデン氏は、「このチームが一体となり、成長していく姿を見てみたい」と期待のコメント。「ホワイトソックスが新たな主砲を獲得し、一気に飛躍する姿ほど素晴らしいものはない。それが実現すれば最高、本当に最高だ」と熱烈なエールを送っていた。

 早くも熱い視線を注がれる村上だが、果たしてルーキーシーズンにどんな活躍が飛び出すのか。今から楽しみでならない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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