バドミントンの全日本総合選手権が、25日に京王アリーナTOKYOで開幕する。北翔大からはともに10月のインカレで3位に入…

バドミントンの全日本総合選手権が、25日に京王アリーナTOKYOで開幕する。北翔大からはともに10月のインカレで3位に入った女子ダブルスの中島優衣奈、中村夏穂ペア(ともに1年)、女子シングルスの江見日和菜(3年)ら大量5選手が出場する。

北翔大の「なかなかペア」が大学バドミントン界に旋風を巻き起こした。顧問の竹内雅明氏(38)が「うれしい誤算」と振り返る、1年生ペアのインカレでの快進撃。中村は「2人でコミュニケーションを取りながらできたのがよかった」。ペアを組んでわずか半年で、全国3位という好成績を残した。

最大の武器は1年生らしい勢いと、2人の仲のよさ。学生生活でもクラスメートで、「取る授業も一緒」(中島)とコートを離れても行動をともにする。大会を3日後に控えた22日の体育館の大掃除も、談笑しながら体を寄せ合って床を磨いた。竹内氏は「ここまでずっと一緒っていうのはペアとはいえ珍しいと思います」。前衛が得意な中村と、後ろから鋭く打ち返す中島。お互いが良さを引き出し合い、弱点を補う。中島は「中村が狙いにいったときに私がカバーしたりだとか、自分たちの形をつくれている」と胸を張り、その言葉に中村もうなずいた。

全日本総合選手権では、リベンジのチャンスが訪れた。26日の1回戦で当たるのは、インカレの準決勝で敗れた法大ペアだ。中村は「(インカレでは)ラリーは頑張って続いたんですけど、なかなか点数につながらなかった。今回は点を取りきれるように前にどんどん詰めていったり、中島に打ってもらいたいです」。連戦が続いて疲労がたまっていたインカレとは違い、初戦で対戦できることもプラス要素ととらえている。

躍進した1年を締めくくる年内最後の大舞台。竹内氏は「彼女たちはずっと挑戦者。まずは楽しんでもらいたい」。怖いもの知らずの大学1年生ペアが、日本バドミントン界最高峰の舞台で大番狂わせをやってのけるかもしれない。

◆中島優衣奈(なかじま・ゆいな)2007年(平19)2月14日、北海道出身。小学3年生でバドミントンを始める。旭川商から北翔大に進学。マイブームはレコード集め。好きな食べ物はから揚げ。血液型A型。168センチ。右利き。

◆中村夏穂(なかむら・かほ)2006年(平18)7月8日、佐賀県出身。小学1年生でバドミントンを始める。佐賀女3年時にインターハイ団体8強。マイブームはめじるしアクセサリーのガチャガチャ。好きな食べ物はオムライス。血液型O型。167センチ。右利き。

○…女子シングルスに出場する江見は、全日本社会人選手権準優勝の難敵・砂川温香(19=BIPROGY)と初戦で対戦する。年下の相手ではあるが「結果をいっぱい出してきている選手なので、年齢関係なく向かっていくだけ」と気を引き締める。サウスポーから放つショットのキレが最大の長所。「自分のプレーを出せるように準備したいです」と見据えた。

◆江見日和菜(えみ・ひよな)2004年(平16)8月23日、岡山県出身。6歳でバドミントンを始める。倉敷中央3年時に個人戦とダブルスでインターハイ3位。マイブームは就寝前の手首トレーニング。好きな食べ物はきつねうどん。血液型AB型。158・4センチ。左利き。