獅子の中心には来季もナイスガイがいる。西武の西口文也監督(53)は24日までに、現時点での来季の野手レギュラーについて「…
獅子の中心には来季もナイスガイがいる。西武の西口文也監督(53)は24日までに、現時点での来季の野手レギュラーについて「ネビンだけ」と明言した。タイラー・ネビン外野手(28)は来季、内野手登録となって一塁に専念する。
「父が元エンゼルス監督」の形容詞が先行しキャンプインした来日1年目、着実に日本野球にフィット。渡辺久信氏(60=日刊スポーツ客員評論家)が「ロバート・ローズ(元横浜)になれる」と予言したように、中距離ヒッターながら打線の中核に収まり、打率2割7分7厘、21本塁打、63打点をマークした。
国内複数球団からも水面下で調査を受ける中、西武は今季途中で早々に27年シーズンまでの契約延長で合意した。メジャー時代には外野や三塁の経験もあり、オフに新たな布陣編成も可能だったが、西口文也監督(53)は「あれだけの守備力があるし安心できる」と来季も一塁ネビンを固定し「(現時点で)レギュラー(確定)はネビンだけです。打順は分からないけど一塁はネビン」と言い切る。チームメートからは「キャプテン候補」とも評される人間性もあり、来季も輪の中心で戦う。【金子真仁】