阪神ドラフト1位の創価大・立石正広内野手(22)、同2位の日大・谷端将伍内野手(21)が来春の沖縄キャンプで主力中心の宜…

阪神ドラフト1位の創価大・立石正広内野手(22)、同2位の日大・谷端将伍内野手(21)が来春の沖縄キャンプで主力中心の宜野座からスタートすることが24日、分かった。藤川球児監督(45)が「立石、谷端に関しては、もちろん宜野座スタートで行く予定」と明言した。

藤川監督は「宜野座キャンプで大勢のメディア、OB諸氏、ファンの方がいる中で、磨ける選手と、違うところでじっくり2週間2クールぐらい磨いた状態で来た方が安定するだろうというのはこちらで見越して振り分けます。ドラフト1、2位は大学もしっかりやってきていますから」と抜てき理由を説明。「小谷野は、しっかり見守ることができる」と付け加えた。

立石の大学の先輩でもあり、楽天、オリックス時代にも右打者育成にたけた小谷野打撃チーフコーチが2人を指導する。期待の高さがうかがえた。

さらに2・11紅白戦への出場も明かした。「新人選手に関しては2・11」と紅白戦でのデビューもあわせて公表した。紅白戦は2月7日に1回目が実施される予定。2回目の紅白戦となる2月11日は石井VS育成2位山崎の対戦も組まれている。そのゲームで立石、谷端もお披露目されることになりそうだ。「岡城に関しても、第2、第3クールのところで来てもらうっていう。能登もそう」。ドラフト3位の筑波大・岡城快生外野手(22)、同5位のオイシックス・能登嵩都投手(24)の宜野座合流の青写真も口にした。

厳しい言葉も忘れなかった。「(宜野座にいる)選手は2月の15(日)までに、仕上げて、実戦でやっていかなければ、厳しいでしょうね」。新人、主力以外の若手たちには、序盤の練習試合、紅白戦でのふるい落としが待っている。「入れ替えが発生する。アメリカと同じですね」と指揮官は不敵な笑みをのぞかせた。【伊東大介】