<Softbankウインターカップ2025全国高校バスケットボール選手権:湯沢翔北64-88大阪薫英女学院>◇24日◇男…

<Softbankウインターカップ2025全国高校バスケットボール選手権:湯沢翔北64-88大阪薫英女学院>◇24日◇男子1回戦・女子2回戦◇東京体育館

女子は一関学院(岩手)が奈良文化に72-69で勝利。延長戦にもつれ込んだ接戦を制し、岩手県勢の女子では27年ぶり、同校初の3回戦進出を決めた。柴田学園大柴田学園(青森)は第1シードの桜花学園(愛知)に敗れたものの、元Bリーガーを父に持つ波多野陽南主将(3年)が、チーム最多の18得点と気を吐いた。福島東稜は埼玉栄に勝ち、湯沢翔北(秋田)、帝京安積(福島)は敗退。男子・秋田工は初戦で姿を消した。

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湯沢翔北(秋田)のリベンジはかなわなかった。3月の招待試合で、世代別日本代表・三輪率いる相手に完敗。鈴木栞奈主将(3年)は「成長したところを見せたかった。自分たちのプレーを曲げずに入ろうと思ったのですが、練習してきたことをさせてもらえなかった」と悔やんだ。それでも「仲間に支えられてここまで来られた。こうして全国で戦えた誇りを後輩たちには受け継いでいって欲しい」と大粒の涙を流した。