バレーボールSVリーグ男子の大阪ブルテオンが24日、世界クラブ選手権(ブラジル)を終えて大阪・関西空港に帰国した。アジア…
バレーボールSVリーグ男子の大阪ブルテオンが24日、世界クラブ選手権(ブラジル)を終えて大阪・関西空港に帰国した。アジア代表として出場した大阪Bは、日本クラブ史上最高位となる準優勝を達成。
西田有志主将(25)はペルージャ(イタリア)と相まみえた決勝を振り返り「負けて2位なので悔しい気持ちは残ってる」としながらも「まず銀メダルを取れたというところはひとつ進歩ではある。そこは素直に受け止めたい」と一定の手応えを明かした。
24年パリ五輪に出場するなど代表経験は豊富だが、今回は所属クラブとして世界に挑み「不思議な感じでしたし、本当に数えられるチームしかできない経験だった」と感謝。SVリーグが世界最高峰のリーグを目指す中での大きな結果を残し「チームとしては満足してない部分もあるけど、自分たちがいる現状がこの結果だと思っているので、そこは自信を持っていいのかなと思う」と、リーグ後半戦に向けても前向きな材料とした。
国内リーグも開催中で、27日には敵地でサントリーとの首位対決も控える。現地時間21日に決勝を終えたばかりだが「まず自分たちがやらなきゃいけないのはコンディションを整えるというところ。ケガをすると経験も全部ゼロになっちゃうので、そこだけは調整しながらやっていきたい」。「ブルテオンのキャプテンとして」と強い責任感を示す25歳は、冷静に次戦を見据えた。