<Softbankウインターカップ2025全国高校バスケットボール選手権:秋田工71-108瓊浦>◇24日◇男子1回戦・…

<Softbankウインターカップ2025全国高校バスケットボール選手権:秋田工71-108瓊浦>◇24日◇男子1回戦・女子2回戦◇東京体育館

女子は一関学院(岩手)が奈良文化に72-69で勝利。延長戦にもつれ込んだ接戦を制し、岩手県勢の女子では27年ぶり、同校初の3回戦進出を決めた。柴田学園大柴田学園(青森)は第1シードの桜花学園(愛知)に敗れたものの、元Bリーガーを父に持つ波多野陽南主将(3年)が、チーム最多の18得点と気を吐いた。福島東稜は埼玉栄に勝ち、湯沢翔北(秋田)帝京安積(福島)は敗退。男子・秋田工は初戦で姿を消した。

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男子の秋田工は最後に意地を見せた。39点ビハインドで迎えた第4Q、鎌田琉輝主将(3年)が3点シュートを2本決めた。「アウトサイドから狙うことができて、秋田工の強みを体現できた」。同Qは、チーム一丸で相手を上回る28得点で猛追したが、力負けした。高校でバスケ人生をいったん終える鎌田は「自分のレベルを高めて全国の素晴らしい舞台でプレー出来たことを誇りに思います」と胸に刻んだ。