プロゴルファーの松山英樹(33=LEXUS)が男子ゴルフでツアー最多94勝を誇り「ジャンボ」の愛称を持つ尾崎将司さんが2…
プロゴルファーの松山英樹(33=LEXUS)が男子ゴルフでツアー最多94勝を誇り「ジャンボ」の愛称を持つ尾崎将司さんが23日にS状結腸がん(ステージ4)のため78歳で死去したことを受けて24日、コメントを発表した。
「訃報連絡を受け、深き驚きと悲しみに包まれております。ジャンボさんとは、2017年のダンロップフェニックストーナメント予選ラウンドの2日間をご一緒にプレーさせていただきました。当時70歳とは思えないほどの圧倒的なオーラと力強いプレーは、今でも鮮明に記憶に残っております。それが最後の機会となってしまったことが、非常に残念でなりません。日本のゴルフ界の発展に多大なるご尽力をされてきたことに、心より敬意を表します。私自身をはじめとする若い世代が、これからの日本ゴルフ界を次の世代へと繋ぎ、さらに盛り上げていける存在でありたいと、改めて強く思いました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」
17年のダンロップフェニックストーナメントで2人は同組に。松山はレジェンドとのラウンドに「サンド(ウエッジ)でスピンをかけるアプローチとか、自分では打てないようなものもあった。最後のパットもそうですけど、ここを入れたらかっこいいなというところでしっかり決めるのは、やっぱりかっこいい」。初日の最終9番、7メートルを沈めるバーディー締めに心を動かされた。
尾崎さんも松山の実力を認め「松山は世界のプレーヤーだから。ちょっと内容が違うわ」と賞賛された。2日間のラウンドを終えると「英樹のゴルフを見てね、少しでも飛距離を近づけようという、そういう努力が必要だ」と刺激を受け、いつまでも向上心をたぎらせていた。