川田将雅騎手がアドマイヤテラ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)で有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)の初制覇を狙う。 川…

 川田将雅騎手がアドマイヤテラ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)で有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)の初制覇を狙う。

 川田騎手はこれまで有馬記念に12回騎乗している。2回目の参戦だった08年には、14頭立ての最低人気だったアドマイヤモナークで2着に健闘。3連単98万円馬券の主役となった。その後は14年のエピファネイア、15年のラブリーデイ、18年のキセキで3回ある5着が最高着順となっている。

 今年のパートナーはアドマイヤテラだ。名門・友道康夫厩舎のレイデオロ産駒。川田騎手の手綱でデビュー2連勝を果たした。24年の秋以降は武豊騎手が騎乗し、菊花賞で3着に食い込むと、今年になって大阪-ハンブルクCと目黒記念を連勝。中長距離戦線の主役候補に名乗りを上げている。前々走からは再び川田騎手とコンビを組み、京都大賞典が4着、そして前走のジャパンCはスタート直後に落馬して競走中止に終わっているが、それだけに今回は結果を出したい一戦といえるだろう。

 今年のGI、川田騎手はジャンタルマンタルで2勝を挙げたほか、2着が4回、3着が1回。年末の大一番を初制覇し、改めて存在感を見せつけてほしい。