FC東京【公式】のインスタグラム(@fctokyoofficial)よりFC東京は24日、ファジアーノ岡山に育成型期限付…

FC東京【公式】のインスタグラム(@fctokyoofficial)より

FC東京は24日、ファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍をしていたMF佐藤龍之介選手(19)の復帰を発表した。FC東京の下部組織で育った佐藤は、2025年1月から約1年間にわたり岡山でプレーし、目覚ましい成長を遂げた。

今シーズン、佐藤は岡山でJ1リーグ28試合に出場し、6ゴール2アシストを記録。チームのJ1残留に大きく貢献しただけでなく、3度のJ1月間ヤングプレーヤー賞を受賞し、年末にはJリーグのベストヤングプレーヤー賞にも輝いた。2023年に久保建英以来となる16歳でプロ契約を結んだ俊英は、岡山での武者修行で確かな手応えをつかんだ。

さらに佐藤は6月、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選のインドネシア戦で日本代表デビューを果たした。18歳237日での出場は史上4番目の若さで、アジア予選では香川真司の記録を更新する最年少デビューとなった。その後も代表に招集され、2025年には計5試合に出場している。

佐藤はFC東京公式サイトを通じ「FC東京に関わるすべてのみなさん、ただいま。ふたたび青赤のユニフォームを着てプレーできることを嬉しく思います」とコメント。岡山での経験を振り返り「1年間とは思えないほど、充実し、成長を感じる時間でした」と語った。そして「FC東京で活躍すること、タイトルを取ることは僕の大きな目標です」と決意を表明している。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部