日本ハム・玉井大翔投手が24日、阪神に移籍した伏見寅威捕手に“三振斬り”で恩返しすることを誓った。 ともに北海道出身。…
日本ハム・玉井大翔投手が24日、阪神に移籍した伏見寅威捕手に“三振斬り”で恩返しすることを誓った。
ともに北海道出身。3年間、チームメートとして過ごした二つ年上の姉さん女房を「一番安心して投げられるところはあった」と信頼しており「寂しいなという思いもあります」と別れを残念がった。道産子の後輩をよくいじっていた伏見は、22日の山崎とのトークショーでも、玉井を北海道出身と知らなかったととぼける場面があった。それを知らされた玉井は「めっちゃいじってくる。悪い人なんですよ」と苦笑した。
配球面では多くを学び、左打者へのカットボールなど、新たな一面も引き出してもらった。来季は交流戦で対戦する可能性もある。玉井は「やりづらさはありますけど、いつも僕のフォークを酷評してくるので、フォークで三振をとりたい」とニヤリ。伏見のオリックス在籍時の対戦を「唯一、僕のフォークで三振した人」と振り返って“反撃”し「あの時はハーフスイングだったので、今度はちゃんと空振りをとりたい」と宣言した。
昨季は腰痛で1軍登板がなかったが、今季は40試合登板で3勝2敗1セーブ、17ホールドと復活。来季は3年ぶりの50試合登板を目標に掲げる。宝刀のシュートだけでなく、右打者へのフォークの使用頻度を増やすことも模索中だ。クリスマスイブのこの日もエスコンで自主練習。「休んでいる暇はないですね」としっかり汗を流した。