12月28日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。“競馬界の総決算”とも称されるドリー…
12月28日(日)に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。“競馬界の総決算”とも称されるドリームレースには、連覇を狙うレガレイラ、春秋グランプリ制覇がかかるメイショウタバル、皐月賞馬のミュージアムマイルなどが顔を揃えた。本稿では過去10年の「人気、配当」から、的中へのヒントを探ってみたい。
昨年は5番人気レガレイラが勝ち、2着に10番人気シャフリヤール、3着に2番人気ダノンデサイルが入り、3連単はレース史上3位の19万6520円となった。また、15年は8番人気のゴールドアクターが制し、2着が5番人気サウンズオブアース、3着が4番人気のキタサンブラックで、3連単は12万5870円の高配当だった。
一方、16年は1番人気サトノダイヤモンド、2番人気キタサンブラック、3番人気ゴールドアクターが順番通りに入線する順当決着で、3連単は3940円しか付かなかった。21年は1番人気エフフォーリア、5番人気ディープボンド、2番人気クロノジェネシスの組み合わせで7180円。22年は1番人気イクイノックス、6番人気ボルドグフーシュ、3番人気ジェラルディーナで9740円だったように堅い決着の年もあり、一概に“荒れるレース”とも“荒れないレース”とも言い難い。
人気、配当面から分析するなら、上位人気馬を軸に据えて、中穴馬を相手に置くのがおすすめ。16年を除けば1番人気が勝利した年も、2着には5〜8番人気の伏兵が絡んでおり、馬連、馬単でもまずまずの配当だった。レガレイラから買う場合も、相手はひとひねりを加えたい。