“ジャンボ”こと尾崎将司さんの死去を受け、松山英樹がマネジメント会社を通じて哀悼の意を示した。「訃報連絡を受け、深い驚…

松山英樹の希望で同組プレーが実現した2017年「ダンロップフェニックス」

“ジャンボ”こと尾崎将司さんの死去を受け、松山英樹がマネジメント会社を通じて哀悼の意を示した。「訃報連絡を受け、深い驚きと悲しみに包まれております」と心境を明かし、「日本のゴルフ界の発展に多大なるご尽力をされてきたことに、心より敬意を表します」と思いを寄せた。

松山のプロ初勝利となった2013年の「つるやオープン」で、当時66歳だったジャンボは初日に「62」をマークし、年齢以下のスコアで回るエージシュートをレギュラーツアーで史上初めて達成した。表彰式では肩を組んで記念写真に納まった。

2人にとって記念の大会となった2013年「つるやオープン」

同年の「ダイヤモンドカップ」で初めて同じ組でプレーした。17年「ダンロップフェニックス」では松山たっての希望で、予選ラウンドで“再会”。「当時70歳とは思えないほどの圧倒的なオーラと力強いプレーは、今でも鮮明に記憶に残っております。それが最後の機会となってしまったことが非常に残念でなりません」

21年「マスターズ」で日本勢初の男子メジャー制覇を遂げると、尾崎さんからは「日本プロゴルフ界の大偉業である。これは松山本人の挑戦力と勇気、そしてそれに必要な努力の結果である。最近の調子からあまり期待をしていなかったが、今週のスイングは今までと違って素晴らしかった。この松山に続く世界で通用する男子プロの出現を切に願う。本当におめでとう!」と祝福のメッセージを送られた。

「私自身をはじめとする若い世代が、これからの日本ゴルフ界を次の世代へとつなぎ、さらに盛り上げていける存在でありたいと、改めて強く思いました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と誓った。