◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月24日、美浦トレセン 上位馬の回避により…

◆第70回有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月24日、美浦トレセン

 上位馬の回避により出走可能となったエキサイトバイオ(牡3歳、栗東・今野貞一厩舎、父レイデオロ)。鞍上の荻野極騎手は10年目で初の有馬記念騎乗となる。「入ることを想定して準備もしていたので、良かったです」と頬をゆるませた。

 年末の大一番への思い入れは強いようだ。「ドリームジャーニーが勝った有馬(09年)が騎手を目指すきっかけのレースでした。あこがれのレースだったので、乗せていただけることに感謝しています」と真っすぐな瞳で前を向く。初コンビだったラジオNIKKEI賞を制し、前走の菊花賞では13番人気で3着と波乱を巻き起こした3歳馬と共に、強豪撃破を虎視たんたんと狙う。