大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)が24日、来年1月31日に行われる引退相撲の協力要請のため、東京・墨田区の両国…
大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)が24日、来年1月31日に行われる引退相撲の協力要請のため、東京・墨田区の両国国技館で行われた力士会に出席した。
初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)から伊勢ケ浜部屋所属の力士9人が一斉にしこ名を改名。うち8人は旧宮城野部屋の力士だった。伊勢ケ浜親方は「(部屋が)預かりどうこうではなく、預かっている以上は自分の弟子なので、自分の気持ちを伝えて、みんな快く受け入れてくれた。伊勢ケ浜部屋のカラーがあるから『みんなで一つの方向を向いて頑張っていきましょう』という意味合いも含めている」と説明した。
しこ名は九州場所後に力士たちと話し合って決めたという。「本人たちがこういう文字を入れたいという思いを聞いて、一人一人と話をしながら決めた。伯乃富士は地元の『伯耆国(ほうきのくに)』という意味で入れたいということだった」と話した。
旧宮城野部屋で唯一改名をしなかった幕下・炎鵬については、本人の意志を尊重した結果だという。