関西サッカー1部リーグ所属のVELAGO生駒が26シーズンより、IKOMA FC奈良にチーム名が変更になることが24日…
関西サッカー1部リーグ所属のVELAGO生駒が26シーズンより、IKOMA FC奈良にチーム名が変更になることが24日、クラブ運営会社から発表された。代表取締役社長には元日本代表FWの播戸竜二氏が就任。また、新監督に今季までG大阪トップチームコーチを務めた元日本代表DFの高木和道氏が就任することが発表された。
この日、IKOMA FC奈良の発足記者会見が都内で行われた。播戸新社長は、元日本代表FWで58歳のカズ(三浦知良)へのオファーについて初言及。播戸氏は「カズさんとは3回会った」とし、「僕の心の中には、いつか社長ができるような時がくれば、日本サッカーの、Jリーグの象徴であるカズさんと一緒にやりたいという思いがあった」と明かした。その上で「何の経験もない、これから社長になる僕に対しても、すごく真摯(しんし)に『オファーをくれてありがとう』という話をしていただいた」と語った。
「年内に決められるということで、これからどうなるか分からないところはありますが」と前置きしながら、「もしカズさんが来られなかったとしても、やはりいつかはカズさんが来たいと思えるようなクラブをつくっていきたい」と熱意を込めて話した。
IKOMA FC奈良は、J1、J2、J3、JFLと数えて地域リーグに位置する実質5部相当のクラブで、将来のJリーグ入りを目指している。
カズは今季、JFL・アトレチコ鈴鹿でプロ40年目を戦った。来季の去就にも注目が集まり、J3福島などが獲得に乗り出す。22日には「年内には最終的な結論が出ると思うので、その時に正式な発表ができれば」と話していた。