女子ゴルフの国内ツアー15勝、米ツアー9勝を挙げた元世界ランキング1位の宮里藍さん(40)が24日、自身のインスタグラム…

女子ゴルフの国内ツアー15勝、米ツアー9勝を挙げた元世界ランキング1位の宮里藍さん(40)が24日、自身のインスタグラムのストーリーを更新。

「ゴルフ界にとって大きな存在を失いました」とコメントし、S状結腸がん(ステージ4)のため、78歳で死去したツアー最多94勝のプロゴルファー「ジャンボ」こと、尾崎将司さんとの別れを惜しんだ。

「小さい頃中継で溢れんばかりのギャラリーを連れて何度も何度も優勝をされていたシーンを今でも覚えています」。

尾崎さんは国内ゴルフツアーなどで、輝かしい成績を残したが、最近は指導者としても実績を挙げていた。

2018年に「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」を設立。米女子メジャーの全米女子オープン2勝の笹生優花、今年4月の米メジャーのシェブロン選手権を制した西郷真央、今季の日本女子ツアーの賞金王に輝いた佐久間朱莉、来季米ツアーに参戦する原英莉花ら、そうそうたるメンバーを育て上げた。

宮里も名指導者の功績を強調した。

「どれだけのゴルファーが憧れたのでしょう。男女共、今を輝く素晴らしい選手達を育成し、兄達から聞く話も大好きでした。本当に寂しいです。」

過去にレジェンドからは「今年は『打倒宮里藍』だ! 女子ゴルフ界に対抗する1番手はオレ」とも言われ、“ライバル視”もされてきた宮里。「ジャンボさん、またお会いしたかったです」と悔やんだ。