2024年のJRA最優秀マイラーで、今春のドバイターフを制したソウルラッシュが現役生活を引退。24日、北海道日高町の…

 2024年のJRA最優秀マイラーで、今春のドバイターフを制したソウルラッシュが現役生活を引退。24日、北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションに入厩した。日高町の下河辺牧場による生産馬で、父ルーラーシップ、母エターナルブーケ(その父マンハッタンカフェ)という血統。

 2歳12月に中京競馬場芝2000m戦の新馬戦を快勝し、3歳暮れから翌年4月のマイラーズCまで4連勝で重賞初制覇。5歳秋のマイルCSはナミュールの強襲に涙を飲んだが、翌年の同レースで戴冠。今春のドバイターフではロマンチックウォリアーを下して優勝している。通算成績は29戦9勝2着5回3着5回(海外4戦1勝2着2回含む)。前走の香港マイル2着がラストランになった。

 到着に立ち会った事務局のサラブレッドブリーダーズクラブは「シンジケートも即日満口となり、こうして無事にスタリオンステーションに迎え入れられた事で、最高の船出となったと思います。また、7歳まで競馬をしてくれた馬ですから、ファンの多い馬。たくさんの方々の期待に応えられるような産駒を期待したいと思います」とコメントした。種付け料は受胎確認後支払い200万円と発表された。