大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)が24日、両国国技館内で開かれた十両以上の関取による親睦会である力士会に参加した…
大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)が24日、両国国技館内で開かれた十両以上の関取による親睦会である力士会に参加した後、報道陣の取材に応じた。初場所(1月11日初日、両国国技館)で元横綱の白鵬翔さんが師匠を務めた旧宮城野部屋力士が、一斉に改名したことについて語った。
幕内伯桜鵬が伯乃富士に変わるなど、旧宮城野部屋力士では炎鵬を除く8人が改名。伊勢ケ浜親方は「本人たちと相談した。預かっている以上は自分の弟子。彼らに向ける気持ちは変わらないので、どうですか、と聞いたら皆受けてくれました。部屋のカラーもあるので、皆で一つの目標に向かって頑張る意味もある」と説明した。
九州場所で伊勢ケ浜親方が力士に改名を打診し、本人の意志を尊重しながらしこ名を決めたという。炎鵬は本人の意向で継続したと説明した。
伯乃富士の他には聖白鵬が寿之富士、天照鵬が三重ノ富士、松井が嵐富士、川副が花の富士、泉翔鵬が泉富士、美が美富士、大ノ蔵が蔵ノ富士に改名した。
この日の力士会では、初場所後の1月31日に国技館で予定される引退相撲に向け、関取衆にあいさつを行った。「現役に別れを告げて、親方としての新たなスタートにしたい」と語っていた。