福島ユナイテッドは24日、今季限りで川崎フロンターレを退団した元韓国代表GKチョン・ソンリョンの加入が決定したと発表した…
福島ユナイテッドは24日、今季限りで川崎フロンターレを退団した元韓国代表GKチョン・ソンリョンの加入が決定したと発表した。1985年1月4日生まれの40歳。レジェンドGKが、J3の地で新たな挑戦を始める。
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韓国代表として、W杯と五輪(2012年のロンドン五輪では銅メダルを獲得)に各2回に出場した国際経験が豊富なJリーグを代表するGKで、国際Aマッチ67試合出場を誇る。川崎Fでは2017年、2018年、2020年、2021年と4度のリーグ優勝を経験し、Jリーグベストイレブンにも2度選出されるなど、黄金時代の守護神として君臨した。
チョン・ソンリョンは福島の公式サイトで「日本で再び新たな挑戦ができること、福島ユナイテッドFCの一員として、みなさまと共に戦えることをとても楽しみにしています」とコメント。「寺田監督と再び一緒に戦えることを光栄に思います」 と述べた。福島を率いる寺田周平監督は、川崎Fでプレーし、2020年から2023年まで同クラブトップチームコーチを務めた 人物で、かつてのチームメイトとの再会となる。
「私たちの夢はJ2昇格です。その夢を実現するために、全力を尽くし、ただその夢だけを見据えて走り続けます。心をひとつにして、必ず実現させましょう」と力強く宣言した。
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川崎Fへの感謝も忘れなかった。「これは別れではなく、また必ず再会するための一歩だと思っています。また川崎に戻ってくる日があるかもしれません」 とサポーターに伝え、「愛する川崎フロンターレに関わるすべての皆様へ、あらためて心から感謝します。本当にありがとうございました。愛しています」と10年間の感謝の思いを綴った。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部