サッカーJ2の年間表彰式が22日夜にオンラインで開催され、活躍が際立った11選手に贈られるベストイレブンに、水戸ホーリ…

 サッカーJ2の年間表彰式が22日夜にオンラインで開催され、活躍が際立った11選手に贈られるベストイレブンに、水戸ホーリーホックから4選手が選ばれた。いずれも初選出で、クラブとしての受賞も初めてという。

 ベストイレブンに選出されたのは、FW渡辺新太、MF斎藤俊輔、DF大森渚生(しょう)、DF飯田貴敬の4選手。

 渡辺選手はリーグ戦終盤の負傷離脱がありながらもリーグ4位、日本人トップの13ゴールを挙げるなど決定力が光った。渡辺選手の離脱中にFWにも入った斎藤選手は切れ味鋭いドリブルが持ち味。相手守備を突破して鮮やかなシュートを決め、最優秀ゴール賞も受賞した。

 大森選手は左のサイドバックとして躍動。左足から精度の高いキックを出し、コーナーキックから直接ゴールを決める試合もあった。地元・茨城県桜川市出身の飯田選手は右のサイドバックで今季新加入し、リーグ戦全38試合中37試合に出場するなど攻守に貢献した。

 また、今季クラブを率いた森直樹前監督にも優勝監督賞が贈られた。(原田悠自)