男子プロゴルフで最多の国内通算112勝と活躍した尾崎将司さんが23日、S状結腸がんのため78歳で死去した。事実上の一線を…

男子プロゴルフで最多の国内通算112勝と活躍した尾崎将司さんが23日、S状結腸がんのため78歳で死去した。事実上の一線を退いてからは多くの選手の指導にあたり、佐久間朱莉(23=大東建託)が今季、門下生から初めて年間女王に輝いた。

18年に設立した「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」には、米女子メジャー大会を制した西郷真央、笹生優花や来季から米女子ツアーに本格参戦する原英莉花ら、そうそうたる顔ぶれ。

佐久間は埼玉平成高入学前の18年3月、1学年上の西郷らと1期生として門下生になった。

前年17年、埼玉・川越市立名細(なぐわし)中3年だった佐久間は、14歳のアマチュアで出場した日本女子オープン選手権(千葉・我孫子GC)に87位で予選落ちしたが、同じ組で回った原英莉花との縁でジャンボ軍団の一員になり、今がある。

国内94勝のレジェンド、尾崎さんから教えを受けた中で、佐久間は「最初と最後3ホール、いいスタートと、いい締めで終われと教えていただいた。ジャンボさんの学びを生かせている」と、10月のマスターズGCレディースで4勝目を挙げた際に語っていた。

年間女王に決まった際にも「私のゴルフ人生を変えてくれた、ジャンボさんに年間女王の報告にいきたい」と涙ぐんでいた。

◆尾崎将司(おざき・まさし)1947年(昭22)1月24日、徳島県生まれ。徳島・海南高野球部で64年センバツ優勝。プロ野球西鉄に入団も、21歳でゴルフに転向。70年プロ合格、71年日本プロ選手権で初優勝。ツアー最多94勝をはじめ年間最多勝(72年国内9勝)、72ホール最少スコア(260)、ツアー連続優勝(3週連続)、55歳8カ月の最年長優勝などの記録を持ち、過去12度賞金王に輝く。05年6月マンダムよみうりでプロ通算1000試合出場を達成。「ジャンボ」の愛称で親しまれる。国内112勝、海外1勝。181センチ、90キロ。