国内男子ツアー最多の94勝を誇るレジェンド・尾崎将司氏が23日、78歳で永眠した。1973年から現在のツアー制度が施行さ…

777日ぶりの優勝だった2002年「全日空オープン」は最年長V記録として今も残る

国内男子ツアー最多の94勝を誇るレジェンド・尾崎将司氏が23日、78歳で永眠した。1973年から現在のツアー制度が施行された国内男子ツアーにおいて、尾崎氏が1位に立つ記録は以下の通り。(※はツアー制以前を含む)

プロゴルファー尾崎将司が死去 “ジャンボ”113勝 大腸がん78歳

■ツアー通算勝利数 94勝

ツアー初年度の1973年「関東プロゴルフ選手権」から積み上げた通算94勝は歴代トップ。2位で51勝の青木功に43勝の大差をつけており、72年以前の勝利数を合算すると、海外1勝(1972年「ニュージーランドPGA」)を含めて通算113勝にのぼる。

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■生涯獲得賞金 26億8883万6653

2位は片山晋呉で22億8860万9129。ツアーにおける20億円超えは2人のみ。

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■最多賞金王 12回

2010年には世界ゴルフ殿堂入り

ツアー初年度の1973年から98年にかけて達成。94年から98年まで5年連続での達成も最多。

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■年間最多優勝 8勝

10回目の賞金王となった1996年に達成。中嶋常幸(1983年)と並ぶ記録。

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■最多日本タイトル 19回(※)

2012年「日本オープン」でAON最後の同組

内訳は「日本オープン」5勝(1974、88、89、92、94年)、「日本プロ」6勝(1971、74、89、91、93、96年)、「日本プロゴルフマッチプレー選手権」1勝(1989年)、「日本シリーズ」7勝(1971、72、74、77、80、95、96年)。2位の青木は13回。

■連続優勝 15年

1986~2000年に達成。期間内に通算66勝を記録。

■連続トップ10入り 14試合

1997年「日経カップ」から98年「中日クラウンズ」にかけて達成。年をまたがない1位の記録、11試合連続(97年「日経カップ」から「カシオワールドオープン」)も保持する。

■連続賞金シード 32年

2019年「ダンロップフェニックス」が最後のツアー出場だった

1973年から2004年にかけて達成。

■最多スコア差優勝 15打差

1994年「大和インターナショナル」で記録。「65」「72」「70」「63」で通算18アンダーまで伸ばし、2位だった海外メジャー2勝のファジー・ゼラーに15打差をつけた。

■最年長優勝 55歳241日

2002年「全日空オープン」(北海道・札幌GC 輪厚C)で達成。藤田寛之を1打差で振り切る通算17アンダーで制した。

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■最年長ホールインワン 57歳134日

2004年「JCBクラシック仙台」最終日17番で達成。

■エージシュート 2回

2017年にレギュラーツアー2度目のエージシュートを達成

66歳で出場した2013年「つるやオープン」第1ラウンドに「62」をマークし、レギュラーツアー史上初のエージシュート(1ラウンドを年齢以下のスコアで回る)を成し遂げた。70歳で出場した17年「ホンマ・ツアーワールド・カップ」でも第2ラウンドを「70」で回り、2回目を記録。ほかにレギュラーツアーで達成した選手はいない。

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