<2025ペナント:日本ハム編> パ2位 83勝57敗3分プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見…
<2025ペナント:日本ハム編> パ2位 83勝57敗3分
プロ野球の快記録や珍しい記録からシーズンを振り返る「データで見る2025ペナント」がスタート。プロ野球を球団別に連載、続いて日本人大リーガーの計13回。第9回は日本ハム。
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日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が来日2年目で本塁打王と打点王に輝いた。同球団での本塁打王は16年レアード以来、打点王は20年中田以来となり、両部門の2冠は06年小笠原以来19年ぶり5人目。外国人選手では81年ソレイタ、98年ウィルソンに次ぎ3人目となった。本塁打は2位の山川(ソフトバンク)に9本差で、打点は清宮幸(日本ハム)に25点差。2位との本塁打9本差は24位タイだったが、打点25点差は7位。パ・リーグでは63年野村(南海)の39点、84年ブーマー(阪急)の29点に次いで3番目の大差でのタイトルだった。
2冠のレイエスは本拠地でよく打つ。球場別の成績を見ると、今季はエスコンフィールドで24本塁打。昨季も25本のうち19本だから、2年とも4分の3以上が本拠地での1発だ。52年のフランチャイズ制後、日本ハムの選手が本拠地球場で24本塁打は、81年に後楽園球場で24本のソレイタに並ぶ球団最多。今季はリーグ2位の山川が23本塁打だから、ビジターで0発でも本塁打王になれた。レイエスのように本拠地の本塁打だけで本塁打王になるのは、11年に西武ドームで25本塁打した中村(西武=2位ソフトバンク松田も25本)に次いで2人目の珍記録だ。
ここまで本塁打が本拠地に偏っている選手も珍しい。52年以降の本塁打王で、本拠地での本塁打が占める割合を調べると、レイエスは60年藤本(阪神)の68%を上回る歴代トップで、唯一70%を超えた。対象を30本塁打以上の選手に広げても、70%以上はレイエスを含めて4人だけで、23年村上(ヤクルト)の81%に次いで2位。パ・リーグでは最も高かった本拠地との相性の良さが、2冠の後押しになった。【多田周平】