今季限りで現役を引退したドジャースのクレイトン・カーショー投手が23日(日本時間24日)、インスタグラムでエレン夫人が…
今季限りで現役を引退したドジャースのクレイトン・カーショー投手が23日(日本時間24日)、インスタグラムでエレン夫人が第5子となる二女を出産したことを公表した。幸せ報告にチームメートだった大谷翔平、山本由伸両選手も「いいね!」ボタンを押して“祝福”した。
シーズン中に夫人の妊娠を公表していたカーショーは19日に誕生した二女を「クロエ・ピーチ」と命名。「彼女は完璧で、兄姉たちは彼女にメロメロです。彼女の命という贈り物に感謝しています」とつづった。
カーショーは06年ドラフト1巡目、全体7位でドジャース入団。数少ない生え抜き選手として08年のメジャーデビューから今季まで18シーズンにわたり、通算455登板、223勝96敗、防御率2・53。2855回1/3を投げて3052奪三振をマークしたほか、サイ・ヤング賞3回、MVP1回、最多勝3回、最優秀防御率5回、最多奪三振3回、球宴11回など、輝かしい実績を残した。今季も先発陣の柱として23登板、11勝2敗、防御率3・36をマークし、惜しまれながら現役を退いた。
チームは今季、球団史上初のワールドシリ-ズ連覇を達成。カーショーは11月3日に行われた優勝パレードで家族とともに参加。球場内で行われたセレモニーでは大トリでスピーチを行い、家族を近くに呼び寄せて「僕はこの瞬間を一生忘れない。そして、ここにいる(家族の)5人にもありがとう。ずっと一緒に成長して、すべてを見届けてくれた。愛してるよ。本当に感謝してる。そして僕は分かってる。来年、また優勝するってことを。その時は、僕もみんなと同じように観客席から見守ります」と言って、ファンに別れを告げ、家族とともに紙吹雪の中でステージを降りた。